50歳もなかばになって、老眼もすすんできましたが、根気もあまりないくせに新しいITツールがでるとやってみたくなります。iPhone 4も出てすぐ買いました。が、音楽を聞くだけとなっています。途中でお話が脱線することも多くなるとは思いますが、みなさんと一緒にソーシャルネットワークを勉強していけたらと思っています。
山下 勝也
有限会社クレッシェンド
代表取締役
URL : http://crescendo.ne.jp
ツイッター :http://twitter.com/
#!/cresc_katsu/following
今回は、前回の続き、事業シミュレーションの(3)からです。
これは(1)で自分自身がつぎ込むことのできるお金、そして(2)の最低の経費等出費に基づく損益分岐点を前提とした販売計画です。(2)の数字いわゆる収支トントンを維持するためには、自分が販売しようと思う商品の売値をいくらに設定し、粗利をどの程度確保し、どの程度販売しなくてはならないのかという数字(予定販売数ないし予定販売価格)を具体的に出してください。
それから、この予定販売数ないし予定販売価格が出た場合、この数字を決定するためにどのような動きをしなくてはならないか。いわゆる販売方法や営業方法を考えなければなりません。ここをしっかり考えなければ先々行き詰まってしまいます。
(1)(2)(3)を出したら、もう一度お金の計算(資金)に戻ります。(2)の数字を中心に置き、事業に継続性を持たせるためには、資金的に足りるのか否かをここで判断し、この判断でもって、他人資本、すなはち開業資金や、事業資金を親兄弟から借りるのか、金融期間から借りるのか、それとも自己資本だけで開業に踏み切るのかを決断しなければなりません。
前回と今回に述べた4つの要素というものは、非常に大事なもので、事業を開始したときはこれをもっと細分化し、分析しながら事業を継続しなければなりません。
この、4つの要素を前提に商売(開業)すると決断した後に、いよいよ自分の事業のベース、いわゆるどの場所で開業するのかを考えなければなりません。
自宅で開業するのか、事務所を借りるのか、事務所は高いからワンルームマンションにするのか、いずれにしてもこのときの判断・決断が後の事業継続に大きな影響を及ぼすとともに、経営者の性格が一番よく出る問題のある判断事項です。
この判断で一番大切な基準は、見栄を張らずあくまでも現時点の数字でもって、今後の売上基準は、最低最悪を設定する中で決断してください。よく言われる身の丈経営を開業当初は目指してください。
このサイトは、プライバシー保護のため、
SSL暗号化通信を採用(導入)しています。
SSL推奨ブラウザについて